朝からこまかい雨が静かに降りつづいています。グレーの空色を背景に、落葉樹の幹が美しくその形状を浮かびあがらせています。
昨日は茶色い芝面から花を咲かせていたクロッカスたちも、この雨で朝から花を閉じたまま。そんな中、たとえ花が開いていなくても楽しめるのが、以前リポートをしたヘラルド。雨の日は、花弁の外側のプラム色の部分をしっかりこちらに見せてくれて、その姿もなかなかかわいらしい品種です。
カナール斜面ではイフェイオン・ジェシーが咲きはじめました。鮮やかな青花が遠くからでも目を引きます。これからセロウィアナム、ロルフフィドラー、ウィズレーブルーといった品種が追いかけるように開花期に入り、斜面全体で白〜青、そして黄色い花々が群で咲く様子をご覧いただくことができるでしょう。