2020年4月アーカイブ

ガーデナーズリポート第472回

早咲き大輪系クレマチスの開花が進んでいます。

 

チケットセンター周辺を飾る鉢仕立ての雪おこしと面白(おもしろ)。いずれも古くから愛されつづけているクレマチスです。植えつけてから年数が経過して株が充実し、花数も増えました。竹支柱で組んだ誘引材の下から上まで花がまんべんなく開花するように、担当するガーデナーがツル配りに注意をして誘引作業をしています。

 

ガーデナーズハウスで個性的な八重咲きの花を咲かせているのはグリーン・パッション。オランダで作出されたクレマチスです。庭園内での展示は2年目という新しく導入した品種の一つですが、今年はツルの伸びもぐっと勢いが出て豪華な一鉢に仕上がりました。雪おこしやグリーンパッションのような八重咲きクレマチスは一輪の花保ちが良く、長い期間花を楽しむことができるというのも特徴です。

ガーデナーズリポート第471回

モンタナ系とともに開花期に入ったのが早咲き大輪系クレマチス。「クレマチス」というとこの大輪の花を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 

幅広い花色はもちろん、一重・八重・万重と花形もさまざま。開花すると一輪でも華やかな早咲き大輪系は、コンパクトに育つ品種も多いため、鉢で育てて玄関先やバルコニーに飾ると目を引く一鉢になります。

 

ほとんどが新旧両枝咲きや旧枝咲きの早咲き大輪系。一季咲きの品種、四季咲きの品種とありますが、花後は花がらのみを切るか、花の2節下ぐらいでハサミを入れておきます。開花鉢を購入した場合は花後の剪定を終えたタイミングで鉢を一まわり大きいものに植え替えるか、地植えをしてあげると良いでしょう。四季咲きの品種は剪定後、45日後に二番花を楽しむことができます。

 

他の系統同様、この時期に新しいツルが元気良く伸びはじめますので、庭園内ではガーデナーが日々こまめに誘引をして、風通し良く管理をすることに注意をしています。

ガーデナーズリポート第470回

チューリップや水仙、ムスカリといった球根性植物がガーデンを彩る4月下旬の景色の中で、例年多くのお客様から植物名を尋ねられるのがアリウムです。6月にかけて数品種のアリウムが庭園内で開花をします。

 

4月末から開花期に入る早咲きの種類が、コワニー、ジャスディアナム、カメレオン、パープルセンセーションなど。ジャスディアナムやパープルセンセーションは、ギガンチウムやグローブマスターのように花の直径は大きくなりませんが、アリウムらしい紫色の球状の花を咲かせる草丈60cmから1m程度になる品種です。ボーダーガーデンの中段から後段にアトランダムに散らして、群にして植えれば、その球体が目を引く存在になります。

 

それに対して、コワニーとカメレオンは草丈が30cm前後の小型の品種。花壇の前段に植栽をしたり、鉢植えにするのもおすすめです。

 

花色も、花形も、草丈も多様なアリウム。基本的には秋に植え付け、半年後の春から初夏に開花期を迎えます。植栽に立体感を与えてくれるこの球根性植物が、クレマチスガーデンの庭作りでは欠かすことができません。今年の秋の球根類植えつけの際には、是非お庭や鉢に数品種取り入れてみてはいかがでしょうか。

ガーデナーズリポート第469回

臨時休館中のクレマチスガーデンから、今週も庭園内の様子をリポートさせていただきます。

 

早春咲きクレマチス アーマンディー系の開花期が終わり、それを引き継ぐようにモンタナ系が花を咲かせはじめました。モンタナ系もアーマンディー系同様、一年間で開花するのはこの4月中下旬から5月にかけての一度だけ、という一季咲きの種類。

 

旧枝咲きのモンタナ系は、この開花期に新しいツルが勢い良く伸びはじめます。この新ツルが来年に花を咲かせるツルとなりますので、大切に管理をすることが大切です。新ツルがある程度の長さまで伸びたら、先端にハサミを入れる作業を庭園では行っています。そうすることによって、節から新たなツルを伸ばし、来年の花数を増やすことができるからです。

 

これから気温も徐々に上がっていきます。暑さが少し苦手なモンタナ系はなるべく涼しく管理をしてあげたいので、ツルとツルとの間隔はなるべくあけて誘引をしたり、株元の除草を丁寧に行ったり、風通しを良くするように気をつけています。開花期を迎えたばかりですが、管理の面では来年のことを考えた作業がスタートしています。

ガーデナーズリポート第468回

チューリップが見頃を迎えたガーデンですが、他の球根性植物もあちらこちらで花を咲かせています。

 

庭園内に植栽をしているムスカリ、シラー、水仙、イフェイオン、クロッカスといった球根性植物は、毎年秋に追植する種類もありますが、ほとんどが土中に植えたままで管理をしています。クレマチスガーデンの気候に合っているもの、もともと強健なものは少しの施肥作業をするぐらいで毎春よく開花してくれます。

 

ムスカリ・ラティフォリウムは葉の形もすっきりとしていて、2色咲きのスタイリッシュな品種。ちょうど同時期に開花期を迎えるユーフォルビア・マルティニを一緒に植えつければ、黄緑と青紫との対比を楽しむことができておすすめの組み合わせです。

ガーデナーズリポート第467回

木々の新緑の色、菜の花や水仙の黄色など、春色はさまざまですが、ピンク色もその一つ。

 

クレマチスガーデンでも庭園内のあちらこちらでピンク色を見つけることができます。

 

カナールの水路に入ると、目に飛びこんでくるのが右手斜面で開花するシャクナゲの花。白、黄色、紫などいろいろな品種が植栽されていますが、中でも目立つのがピンクの花々。植えつけてから15年以上もの年月が経過し、株もすっかり大きく充実して花数も多くなりました。

 

現在、見頃を迎えているチューリップ。原種系のライラックワンダーはピンクの花弁に黄色いアクセントが入る印象的な花を咲かせます。植えたままでも毎年開花してくれますが、レディジェーンに比べると少し気難しく、年ごとに開花ボリュームにばらつきがあるようです。

 

カナールの出口扉を開けて出れば、その正面には枝垂れ桜のソフトピンクの花が花壇の背景を飾ります。こうしてピンク色の花を咲かせる植物に注目をしながら庭園内を歩いてみると、ピンク色といってもどのピンクも少しずつ異なり、それぞれに個性があることに驚かされました。

ガーデナーズリポート第466回

クレマチスガーデンは昨日から臨時休館の期間に入りました。この期間中も多くの植物が開花期を迎えます。管理作業を続けている庭園内よりその様子をリポートさせていただきます。

 

前回のリポートでは原種チューリップの開花についてお伝えしましたが、今回は園芸種のチューリップをご紹介させてください。ちょうど見頃を迎えているのが、ホワイトガーデンで開花する白花のチューリップたち。スプリンググリーン、銀盃、サッポロ、ホワイトバレーをはじめとする10品種を超える白花品種が開花しています。

 

チューリップの白い花を引き立てている陰の脇役はクサツゲの若葉色の存在。このクサツゲの葉色がチューリップたちをより上品に見せてくれているように感じます。

 

ホワイトガーデン内では、間もなく早咲き大輪系クレマチスやモンタナ系クレマチスが開花期を迎えます。外周を四角く囲むような構造になっているフェンスは、来月にかけて少しずつ白花で覆われていきます。年間を通じて最も「白いホワイトガーデン」になる様子はまた別のリポートでご紹介させてください。

ガーデナーズリポート第465回

4月に入り、日ごと景色を変えていくクレマチスガーデン。枝がむき出しになっていた落葉樹も新緑に覆われ、春に開花する球根性植物たちも次々と開花期を迎えています。

 

チューリップもそのひとつ。原種系チューリップを主に植栽しているガーデナーズハウスの小さな庭や、ホワイトガーデン外周ボーダーでは、レディージェーン、サファイヤスターといった種類が開花、今後ホンキートンクやペパーミントスティックへと花期がリレーします。

 

原種系チューリップは花のサイズが園芸品種に比べると小さいのですが、球根を植えたままで少しずつ殖えながら、毎年花を咲かせてくれます。その可憐な表情も魅力多いチューリップです。

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