2020年6月アーカイブ

ガーデナーズリポート第483回

遅咲きタイプの四季咲き品種(遅咲き大輪系、ヴィチセラ系、インテグリフォリア系、テッセンの系統、テキセンシス系、ヴィオルナ系など)の一番花も完全に終わったもの、終盤を迎えているものそれぞれですが、庭園内では二番花にむけてガーデナーによる剪定と誘引作業が続いています。

 

今年も多くのクレマチスが一番花を楽しませてくれました。新しく庭園に導入した品種はどのような表情で開花するのか、お客様に気に入っていただけるか、とドキドキしながら管理をしています。一方、開園当時から植栽をしていて、今後も欠かすことのできない、頼れる存在の品種も数え切れないほどあります。

 

たとえばポーランドで作出されたヴィチセラ系のクレマチス、エミリア・プラターがその一つ。淡藤色の花はどんなクレマチスと組み合わせても相性が良く、脇役にも主役にもなります。ツルの伸びが旺盛なため、ポール仕立てや背の高いフェンス、壁面など庭園内の多くの場面で活躍しています。その強健さも重要な特性。開園時から今日まで約18年もの間ずっと育てている株も多く、経年しても変わらぬ花数の多さにも驚かされます。

ガーデナーズリポート第482回

小中輪系の多花性品種が見頃を迎えている庭園内から、ピンクの花を咲かせる注目のクレマチスをご紹介します。

 

鉢仕立てやポール仕立てで今年から導入をしたマリア・ルージュ。一輪の花のサイズは5cm程度と大きくないのですが、鮮やかな花色が遠くからでも目を引くフロリダ系の品種です。

 

プリンセス・ダイアナをふっくらとさせたような印象のハッピー・ダイアナ。日本で作出されたテキセンシス系のクレマチスですが、欧米でも人気が高まっているそうです。同じくテキセンシス系の琴子は淡いピンクと白とのコントラストが魅力の品種。いずれもポール仕立てのコーナーでちょうど見頃を迎えています。

ガーデナーズリポート第481回

6月初旬のクレマチスガーデンでは、小中輪系を中心とした四季咲きクレマチスが見頃を迎えています。庭園内では多様な花色、花形、草姿をもつ幅広い品種を、熱心に、じっくりと時間をかけて観察してくださっているお客様の様子が目立ちます。

 

今回のレポートでは青紫色〜紫色の花を咲かせている注目品種のご紹介をさせていただきます。

 

遅咲き大輪系のタイダイとジャックマニー・プルプレアの組み合わせは、ポール仕立てのコーナーでご覧いただくことができます。ジャックマニーの枝変わりで生まれたタイダイは、花弁に入るマーブル模様がユニークな品種。ジャックマニー・プルプレアはハッピー・ジャックという別名を持つ、オランダで作出されたクレマチスです。花弁の中心に向かって徐々に白く抜けるため、一輪一輪が立体的に見えます。

 

庭園のフェンスボーダーでとても濃い紫花を咲かせている二品種がダーク・アイズとソワレ。どちらも少し赤みがかった濃紫花を咲かせるヴィチセラ系の品種です。花色も系統も類似した両品種ですが、表情はそれぞれ個性的。実際に間近からその違いをご覧いただけたら嬉しいです。

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